文献検索の方法まとめ【看護研究】
看護研究の文献検索ってめちゃくちゃ読み込むのに時間がかかるし、大変ですよね。
今回はそんな文献検索が楽になるいくつかのツールを紹介します。
まず、ハンドサーチです。

正直これが一番時間がかかる方法です。
しかし、一番確実で信憑性のある方法でもあるんです。
研究テーマの手がかりとなる雑誌や教科書などを用いて、必要な文献を手作業で探す方法をハンドサーチと言います。実際に本を手に取ってみることにより、多少違う論文でも気付かされることがあったり、興味が湧いたりします。
また、時間はかかりますが、文献を丁寧に見ることができる方法ですし、論文の引用文献から、さらに孫引きして知り得たい内容に行き着くことも可能になります。
次にインターネットの検索サイトです。
現在ではインターネットが急激に普及し、専門の図書や雑誌論文を探す場合も、インターネットを介して検索することが多くなってきました。インターネット検索は24時間いつでも誰でもどんな場所でも情報を検索できるというのが最大のメリットです。しかし、専門家が記述した内容とは限りませんので、使用する際には信憑性に注意が必要です。
国内文献の有料サイト


文献を探すための2次文献
その他、文献を探すための2次文献としては目録があります。
これは図書館等で所蔵している資料の目録です。現在は、それがデータ化され、オーパックと言われるコンピューターで検索ができる形で提供されています。
わかりにくいのでイメージでお話しすると、概要や抄録、それに類似する書類が属するでしょう。
インターネット検索で役立つサイトまとめ


最新看護索引Webより転載 R3.6.30閲覧こちら


CiNiiより転載 R3.6.30閲覧
私は看護師なので最新看護索引Webを使用することが多いです。
しかし、他職種との共同研究などの場合にはCiNiiの方が目録検索(2次検索)には有用かもしれませんね。
文献検索のまとめ
文献検索は非常に時間と労力がかかりますが、研究テーマに関連する知識を深めるため、臨床の場における問題解決の方法を導くために必要不可欠です。
そして、研究を始めるにあたって文献検索によって何が明らかになっており、何が明らかになっていないのかを知ることで、自分の研究のオリジナリティを見出し、よりエビデンスの高い看護実践の手がかりを掴むことができます。
また、取り組もうとしている研究が研究として成立するのかどうかも検証することができるため、
必要に応じた方法を用いて、無理せず文献検索を活用していきましょう。
検索のツールを知って引き出しを増やしていけば面倒な文献検索もなんとかなります。
一緒に頑張っていきましょう。
こんな人が書いています

- 名古屋×ぱぱ×看護師
-
名古屋に住んでいる2児のパパ。
ある日空を見ると仕事のことばかり考えていたことに気づく。
それをきっかけにくらしと育児、生き方に目線を向けた生活を目指す。
シャイなのでパパ仲間のつながりを模索する30代。
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