2024-04-06

男性看護師が 年収1000万円 稼ぐためにできることをまとめてみた

男性看護師が年収1000万円稼ぐ方法

結論から言うと看護師単体で年収1000万円以上を稼ぐことはかなり難しい。

ただ、あくまでも看護師単体という話です。

このブログではその現実を理解した上で「どう行動すべきか」ということに焦点を当てています。

正看護師の全国平均年収は508.1万円

正看護師の全国平均年収は508.1万円

正看護師の全国平均年収は508.1万円です。

この数字だけを見ると、「1000万なんて無理じゃない?」と思ってしまいます。

出典:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」

このままでいいんですか?

そんなことはありません。なにかできることがあるはず。

都心の方が平均年収は高い傾向にある

都心の方が平均年収は高い傾向にある

都心に行くというのも一つの手か?

都心と郊外の年収格差は想像よりもはるかに広がっていた。

1位東京 平均年収564万円に対して

47位鹿児島は平均年収396万円とかなり差が生じている。

このことから、都心の方が平均年収が高い傾向であるとわかる。

1位東京564万円
47位鹿児島396万円

詳しい数値は厚生労働省のデータを参照してほしい。

出典:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」

というか、そもそも都心は物価も高いから多少年収が上がったところで根本的な解決にはならないような気もしていてここはなんとも言えないところ。

看護師長になったとしても…

では役職に就くのはどうか?

正直、看護師長になったとしても年収1000万円を超えるのはかなり難しい

出典:日本看護協会「病院勤務の看護職の賃金に関する調査」(2012年)

看護師長の67.8%が基本月給額30~45万円に収束。

ボーナスを加味しても年収600~700万円台が大半。

個人的には、「え?管理責任が伴うしサービス残業ばっかりなのにそんなもんなの?」って思っちゃいます。

ちょっとでも給料が高くする方法

△ ICUで働く

個人的には△。ICU看護師は専門性が求められるので、一般的な病院勤務の看護師よりも給与水準が高くなる傾向にあります。しかし、個人的には「急変対応を学びたい」という理由ならまだしも、年収ありきでICUに飛び込めば身を滅ぼす可能性が高い。

具体的なICUの基本給月額の平均は35万5,000円で、年収に換算すると550万円程度

一般病院勤務の看護師と比較して若干高い。

しかし、夜勤も多い傾向があるため、

激務なわりに「どうなの?」と疑問に思うところはある。

△ 訪問看護ステーションの開設

自分自身が独立開業すれば経営者として年収1,000万円を目指すことも可能だ。

しかし、今や大手企業の参入など、訪問看護ステーションは戦国時代です。数年で廃業に追い込まれるステーションも何度も目にしてきました。

この道もまた決意を必要とする。

出典:日本看護協会「病院勤務の看護職の賃金に関する調査」(2012年)

看護師ができる年収アップのほかの方法は?

この辺りは詳しく知らないので参考までに…

臨床開発モニター(CRA)

製薬会社やCROと呼ばれる医薬品開発の臨床試験業務を受託している企業において、臨床開発モニターとして働くスタッフらしいが、そもそもあまり募集もないので現実的ではない気がする。ただ、管理職となれば1000万円を目指せるという情報も無きにしもあらず。

治験コーディネーター(CRC)

治験コーディネーターとは、新薬開発の治験をスムーズに行う役割を担っており、病院・患者・製薬会社の間を取り持っている。

治験コーディネーターに関しても情報はあまり開示されていない。疾患や薬剤の知識を学べるというメリットがある上に、年収1000万円を目指すことも可能である点が魅力との情報もあるため、要チェックではある。

フィールドナース

メーカーや企業の一員として医療機器のプレゼンテーションなどの営業サポートを行う看護師

個人的におすすめの看護師年収アップ法は?

自己資産で投資をする

やはり当面の生活資金を確保して、余った資金を投資に回して本業とは別の収入を得ることも有力な選択肢です。

必ず儲かるものではないのでご注意を。

看護師ならではの副業で稼ぐ

平日日中に時間が取れるというのも看護師の強みです。

ウーバーイーツでもいいし、ブログで看護師ならではの情報を発信するでもよしです。

ただし、就業規則は事前に確認しておきましょう。

本業の病院から指摘があって懲戒処分などあっては元も子もありませんから。

こんな人が書いています

ぱぱ ぐらし
ぱぱ ぐらし名古屋×ぱぱ×看護師
名古屋に住んでいる2児のパパ。
ある日空を見ると仕事のことばかり考えていたことに気づく。
それをきっかけにくらしと育児、生き方に目線を向けた生活を目指す。
シャイなのでパパ仲間のつながりを模索する30代。
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