2021-05-20

新型コロナウイルスワクチン接種後の副作用への備え【2回接種した私が準備しておけばよかったこと】

ワクチン接種の予約も進み、一般の方への接種も加速度的に増えていますね。

「備えあれば憂いなし」ということで、この記事ではワクチン接種を2回終えた経験をふまえ出現するであろう副作用(以下副反応)への備えについてお話しします。

過去2回の感想についてはそれぞれ以下からどうぞ。

1回目接種の感想はこちら

2回目接種の感想はこちら

主な副反応については厚生労働省のHPがわかりやすかったので参考にどうぞ。

これまでに認められている副反応について

Q これまでに認められている副反応にはどのようなものがありますか。

A 注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み等がみられることがあります。まれな頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生します。

ファイザー社の新型コロナワクチンでは、接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。(承認前の臨床試験でのこうした症状の頻度はこちら、接種開始後の健康状況調査の結果はこちら)

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日本への供給が計画されている海外のワクチン(アストラゼネカ社、モデルナ社、ノババックス社が開発中のワクチン)でも、ワクチン接種後に、 ワクチン接種と因果関係がないものも含めて、接種部位の痛みや、頭痛・倦怠感・筋肉痛等の症状がみられたことが論文等に発表されています。(詳細は、副反応に関する審議会資料をご覧ください。)

また、稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生したことが報告されています。アナフィラキシーの報告状況等は、こちらに掲載しています。もし、アナフィラキシーが起きたときには、接種会場や医療機関ですぐに治療を行うことになります。

引用 厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A

主な副反応をまとめたものがこちら

(現在多く使用されているファイザー社製の場合)

  • 一番多い副反応:接種部位の痛み、疲労感、頭痛
  • その他頻度の高い副反応:発熱、下痢、悪寒(寒気)、筋肉痛、
  • 稀な副反応:アナフィラキシーショック

そこで、今回注目したいのは稀な頻度で発現が報告されているアナフィラキシーショックと10%~50%の方に発現するとされる発熱です。

アナフィラキシーショック

アナフィラキシーショックとは急性のアレルギー反応でアレルゲンによって発現時間や症状は異なりますが、早急な対応が必要となります。そのため、ワクチン接種の会場では接種後に待機時間を設けています。医療スタッフも常駐していますので蕁麻疹や息苦しさ、吐き気など不調を感じたらすぐにスタッフへ伝えるのがいいでしょう。

発熱への3つの備え

10%~50%の方に発現するとされる発熱ですが、私の周囲の発熱の発現頻度は高齢者<若年層といった印象です。

3つの対策

  1. すぐ届くところに飲料水を準備しておく
  2. 仕事の整理をしておく
  3. 信頼できる方や協力していただける方にワクチン接種することを伝えておく

副反応に関しては数日以内に軽減することが確認されていますが、それでもその数日間が大変です。

以下にポイントをまとめました。

  • すぐ届くところに飲料水(ポカリやお水など)を準備しておく

私2回目の接種時に飲料水を置いていてとても助かった覚えがあります。

多めに準備しておくのがおすすめです。

  • 仕事の整理をしておく

医療関係者はあらかじめ翌日休みの日に接種日を設定することが多いのですが、なかなか次の日を休みにしておくのって難しい方も多いというのが現状です。頼める仕事は頼んでおけるようできるだけ整理しておくおことが大切です。

  • 信頼できる方や協力していただける方にワクチン接種することを伝えておく

両親であっても急にお子様の面倒を頼むのって遠慮してしまいますし、相手のご都合もあるので難しいことってありますよね。何も副反応が出なければそれでいいのですが、可能であればワクチンを接種することは事前に信頼できるどなたかに伝えておくといいでしょう。

まとめ

今回経験してみて’やっておけば知っていればよかったこと・準備しておけばよかったな’と思うことが多かったので数回に分けてお伝えしました。

実際役に立たない情報もあったかもしれませんが、「備えあれば憂いなし」です。

あくまで個人的な意見ですが、みなさまのワクチン接種準備の参考になれば幸いです。

 

ではまた。

こんな人が書いています

ぱぱ ぐらし
ぱぱ ぐらし名古屋×ぱぱ×看護師
名古屋に住んでいる2児のパパ。
ある日空を見ると仕事のことばかり考えていたことに気づく。
それをきっかけにくらしと育児、生き方に目線を向けた生活を目指す。
シャイなのでパパ仲間のつながりを模索する30代。
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